角膜(黒目)が白く濁る疾患

                                        

 老人環:脂肪の沈着が角膜周辺部に起こったもの.通常下方角膜周辺部より始まり,角膜周辺部を弧状に進行しやがては融合して環状になる.女性より男性に多く 80才以上では100%に認められる。これによって視力が低下することは稀である.

角膜脂肪変性:角膜の炎症性疾患の後に血管が角膜に侵入し,この血管から中性脂肪・コレステロール・リン脂質が漏出し,角膜内に沈着し角膜が白く濁る疾患です.治療法にレーザー光凝固法や角膜移植法などがある.

薬物による角膜障害:酸による角膜障害は角膜組織の表面のみであるのに対し,アルカリによる障害は角膜の深部まで到達するため重篤な障害になることがある.