目の疲れ(眼精疲労)に対する考え方

  目の疲れを眼精疲労と言いますが,眼精疲労はあくまでも状態名でして,他に病因が発見された場合は,その病名をもって診断名とします.したがって眼精疲労はその原因を十分に調べなければいけないということになります.では眼精疲労を起こす病気にはどのようなものがあるかということですが,炎症などによって起こる眼球の刺激症状,調節を司る内眼筋によっておこるもの,眼球を動かす外眼筋によっておこるものに分けられます.眼球の刺激症状では結膜炎や角膜炎,またドライアイなどの刺激症状がこれにあたります.調節によって起こるものに眼鏡の過矯正や老眼による長時間の近業作業など,また外眼筋によるものは外斜位などによる外眼筋の過度の緊張によるもんです.眼精疲労はこのように原因があって起こることが多いわけですので眼精疲労としてかたずけずに原因をしっかりと検索しなければいけないことになります.